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社長に宮本祐樹専務が昇格・・・・宮本輪業

 自転車卸、小売の葛{本輪業(熊本市南区田迎6丁目)の代表取締役社長に4月1日付で宮本祐樹専務が昇格した。宮本通生社長(73歳)は取締役会長に就いた。トップ交代は13年ぶり。
 宮本祐樹(みやもと・ゆうき)社長は熊本市出身。1980年7月21日生まれ、43歳。熊本学園大学付属高校−熊本電子ビジネス専門学校システムエンジニア科卒。宮本会長の長男で同社3代目。トランス・コスモス梶Aセキュアヴェイル鰍ナセキュリティーエンジニアとして勤務し、2010年宮本輪業入社。18年専務。趣味はサーフィン、食べ歩き。
 宮本社長は「自転車の販売だけでなく、具体的な楽しみ方などライフスタイルを提案できる企業づくりを目指し、二輪業界全体の活性化に貢献していきたい」と抱負を述べた。

自転車関連のECサイトを開設

 また同社は5月下旬、自転車関連用品などを販売するECサイトをオープンした。
 自転車用のサングラスやタイヤ、ヘルメットの限定・レア商品100種類を中心に販売する。販売価格帯は3〜10万円。自転車やスポーツバイクのディスカウント品も取り扱う。月商は100万円を目指す。同社は会員ランクに応じてポイントが還元される公式アプリの開設や業界では先駆的という顧客管理システムの構築など、業務のデジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進している。今後はアプリ・顧客管理システム・ECサイトを連動させる仕組みを作る計画で、宮本社長は「リアルとネットそれぞれで商品を購入して獲得したポイントを両方で活用できるようにし、双方から集客を図るオムニチャネル化を図っていきたい」と話している。
 同社は1956年設立、創業。社員は15人。自転車販売店への卸ほか、小売店として本社ビル2階で高級スポーツバイク専門店「ビーチラインバイシクル」、熊本市中央区細工町でアメリカブランド「スペシャライズド」の販売店をフランチャイズで運営している。年商は3億円。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年7月30日発行 No.506

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