社長に田上聖子前熊本市経済観光局長・・・・熊本シティエフエム

　放送事業の�褐F本シティエフエム（熊本市中央区辛島町）は、６月２８日に開いた株主総会と取締役会で、社長に田上聖子前熊本市経済観光局長の就任を決めた。松本富士男社長は取締役会長に就いた。同社の社長交代は１１年ぶり。
　田上聖子（たがみ・せいこ）社長は熊本市出身、１９６３（昭和３８）年２月８日生まれ、６０歳。県立第一高校卒。８１年熊本市役所入庁、消防局警防課配属、文化・スポーツ交流部長、東京事務所長などを経て、２０２０年経済観光局長。
　田上社長は「当社のスローガンである『地域密着・市民参加・防災』に沿って売上増を目指す。ラジオ事業を生かした街づくりを行うために、他の市町村などと連携し多角経営を行うことで、事業基盤の強化を図る」と抱負を話した。
　このほかの役員人事では、非常勤取締役に�褐F本リビング新聞社の斎藤公俊社長と�褐F本放送の坂口洋一朗社長が就いた。鍋田達男氏と上野淳氏は退任した。