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第3四半期、創業以来の最高益を更新・・・・ヤマックス

 コンクリート二次製品メーカーの潟с}ックス(熊本市中央区水前寺3丁目、茂森拓社長)の2023年4〜12月期(第3四半期)連結決算は、売上高が前年同月比16・2%増の145億4500万円、経常利益は同約2・16倍の13億9600万円、純利益が同約2・3倍の9億2500万円だった。創業以来の最高益を2年連続で更新した。
 主力の土木用セメント製品は売上高113億3300万円で前年比24・8%増だった。九州域内での防衛関連や防災・減災対応の大型案件が好調で、特に鹿児島県の馬毛島の防衛関連施設、沖縄県の米軍キャンプ施設整備工事などが寄与した。建築用製品は、九州地区で前年同期の大型案件の反動があり売上高26億6100万円と同6・8%減ったものの、受注は安定しており、工場生産量の平準化による原価低減により収益性は維持している。
 24年1〜3月期も土木用を中心に好調に推移する見通しで、3月期の通期業績予想を昨年11月に続き上方修正し、売上高を203億円から210億円(前期比16・5%増)へ、経常利益を15億円から18億円(同2・2倍)へ、純利益は10億円から12億円(同2・2倍)へ上方修正した。あわせて期末配当予想を一株当たり30円から36円(前期は16円)へ引き上げた。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年4月30日発行 No.515

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