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スタートアップワールドカップ九州予選で優勝・・・・StapleBio

 医薬品開発の慨tapleBio(熊本市中央区黒髪2丁目、谷川清社長)は8月27日、スタートアップ企業がビジネスプランを競う世界最大級のコンテスト「スタートアップワールドカップ」九州予選で優勝した。10月に米国シリコンバレーで開催される決勝戦に出場する。同社は熊本大学発ベンチャー企業。
 同社は勝田陽介・大学院先端科学研究部准教授らが開発した次世代型核酸医薬技術「Staple核酸」を活用した医薬品開発を目的に2021年設立。22年10月に経産省の研究開発支援事業の採択を受けた。これまで治療できなかった希少疾患やパンデミック感染症などに対して迅速に治療薬を提供することをミッションに事業展開している。
 同コンテストは米国のベンチャーキャピタル「ペガサス・テック・ベンチャーズ」の主催しているもので、スタートアップ企業の成長や投資家からの資金調達につなげようと、2017年から実施している。今回は世界100の国や地域で予選会を催しており、初めてとなった九州予選は熊本市が共催。熊本城ホールで開いた。全国230社から応募があり、書類審査を通過した医療やIT、自動車関連など県内外の11社の代表者が登壇して、事業内容や今後のビジョンをプレゼンした。企業経営者や投資家ら8人が社会に対する問題意識やニーズなどの基準で審査。行政や大学の関係者ら約2千人も会場とオンラインで審査に参加した。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年9月30日発行 No.520

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