理事長に��野・大腸肛門病センター高野病院院長・・・・高野会大腸肛門病センター高野病院

　(社医)社団高野会（中央区大江３丁目）の理事長に、９月１日付で��野正太・大腸肛門病センター高野病院院長が、大腸肛門病センター高野病院院長に辻順行・同病院副院長がそれぞれ就任した。
　��野正博(社医)社団高野会会長は同会名誉会長に、山田一隆(社医)社団高野会理事長は同会会長・名誉院長に就いた。
　��野正太（たかの・しょうた）理事長は熊本市出身、１９７０（昭和４５）年生まれ、５３歳。１９９９（平成１１）年東京医科大学医学部卒業、同年慶応義塾大学病院外科および一般消化器外科入局、２００５（平成１７）年特定医療法人社団高野会・高野病院入局、２０１０（平成２２）年Cleveland Clinic Florida,Department of Colorectal SurgeryにてFellowship、２０１６（平成２８）年(社医)社団高野会理事、２０１７（平成２９）年(社医)社団高野会理事・大腸肛門病センター高野病院副院長、２０２１（令和３）年(社医)社団高野会理事・大腸肛門病センター高野病院院長を経て２０２４（令和６）年(社医)社団高野会理事長。２０２６年１１月の日本大腸肛門病学会学術集会にて副会長の予定。
　��野理事長は「少子高齢化の進展で地域医療を取り巻く環境も刻一刻と変化している。こうした不安定な地域医療に貢献するため、地域の皆様のニーズを理解し、地域住民の健康を守るため様々な取り組みを開始している。今後も医療技術の向上やスタッフの教育に力を入れ、皆様に信頼される病院を目指したい」と意欲を見せた。
　辻順行（つじ・よりゆき）院長は熊本市出身、１９５８（昭和３３）年生まれ６６歳。１９８５（昭和６０）年日本医科大学卒業、同年日本医科大学第二外科入局、１９８９（昭和６３）年特定医療法人社団高野会高野病院入局、１９９２（平成４）年福岡高野病院医長、１９９７（平成９）年たかの博多駅前クリニック院長、２０００（平成１２）年特定医療法人社団高野会・高野病院医局長、２００１（平成１３）年豊島園大腸肛門科副院長、２００４（平成１６）年(特医)社団高野会理事・高野病院副院長、２００８（平成２０）年家田病院院長、２０１２（平成２４）年(特医)社団高野会理事・高野病院副院長を経て２０２４（令和６）年(社医)社団高野会理事・大腸肛門病センター高野病院院長に就任。２０２３年には第７８回日本大腸肛門病学会学術集会にて会長を務めた。
　辻院長は「医療の提供において、常に『患者様』と『職員』が中心にある。病院の使命を果たすためには、職員一人一人の意欲と成長が不可欠。医療者としての『志』を持ち入職した職員が、自身の能力を発揮し、自己実現を達成できる環境を整備する。そして当院の理念である��５Ｓ�≠�基に診療にあたり、医療機関との連携を深め、より一層信頼され愛される病院づくりを目指す」と抱負を語った。