売上高、経常利益とも過去最高に・・・・西邦電気工事

　電気設備工事業、西邦電気工事�梶i熊本市中央区平成３丁目、豊田一生社長）の２０２４年５月期決算は売上高が前期比３７・２％増の２７億３４００万円、経常利益が同５１％増の３億２１００万円で増収増益だった。増収は２期ぶり、増益は２期連続。売上高、経常利益とも過去最高だった。当期純利益は約２倍の１億３７００万円。
　期中の安定的な工事の受注や官公庁、民間における複数の大型工事受注が大幅増収に寄与。売上高は前期から約７億５千万円増え、４つの全営業所で増収を確保した。売上増に加え、利益率の高い大型工事を複数受注したことで経常利益や純利益も大きく伸びた。２５年３月期決算は売上高２２億５７００万円、経常利益１億２千万円で減収減益を見込む。
　豊田社長は「今期以降も毎年２０億円の売上達成を目標にしている。公共工事の減少などで業界の見通しは厳しいが、人材の確保・育成や働き方改革の推進で内部体制を強化し、しっかりとした経営基盤を確立していきたい」と話している。
　同社は１９４６年設立、社員数は１００人。御船・甲佐・山都・天草に営業所がある。