１５億円かけ荒尾市にショッピングセンター
　ロック開発�梶@核テナントにマックスバリュ

商業デベロッパーのロック開発�梶i東京都千代田区、横田稔弘社長）は、荒尾市原万田の炭鉱社宅跡地にショッピングセンター「ロックタウン荒尾」の出店を計画している。総事業費は約１５億円。３月に着工し、９月５日のオープンを目指す。
場所は市道西原桜町線沿い、荒尾第二中学校北側。２万７５９５�uの用地を賃借し、鉄骨造り平屋建て、床面積１万２３０９�uの建物を建設する。核テナントはマックスバリュ九州�梶i福岡市博多区、坂野邦雄社長）経営のスーパーマーケットで、このほか書籍・ＣＤ、メガネ、紳士服、呉服、靴、住生活関連品の販売店やドラッグストア、飲食店など１０店以上が入居する見通し。小売店の店舗面積は合計で７６９６�u、その他飲食・サービステナントの床面積は５７８�u。営業時間はマックスバリュが２４時間で、その他は午前１０時から午後１０時まで。駐車場は５１０台収容できる。
ロック開発は１９９２（平成４）年６月、イオン�鰍ﾆ大和ハウス工業�鰍ﾌ共同出資で設立。資本金は１億円。イオンの小売業ノウハウと大和ハウス工業の土地開発ノウハウを融合させ、全国に２９のショッピングセンターを開発・運営している。同社は０４年５月、熊本市上ノ郷と島町に跨る県農業試験場跡地の開発事業者として熊本県から事業コンペ方式で選定を受けた。当初は０５年秋にスーパーやフィットネスクラブ、ハウスウエディング式場などの複合商業施設を開業する計画だったが、地元商工団体などが開発中止を県に申し入れるなどしており、計画は足踏み状態となっている。 （佐藤奈）