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台湾企業の日本進出支援のシェアオフィスを開設・・・・台湾のサンソニック

 台湾で半導体事業などを展開する尚立グループ(台湾での呼称=サニックグループ)の日本法人・潟Tンソニック(嘉島町井寺、簡剛民会長)は8月8日、同地に台湾企業の日本進出を支援するシェアオフィス「サンソニック夢無限熊本DI(ドリーム・インフィニティ)」を開設した。投資額は4億5千万円。
 TSMC(台湾積体電路製造)の熊本進出に伴い、台湾企業の県内および九州への進出ニーズが高まっていることから、支援拠点開設に向けて4月に会社設立していたもの。場所は熊本南工業団地内。同施設は敷地面積約2640u、3階建て、延べ床面積750u。主に日本進出を目指す台湾企業向けに、拠点開設までの一時的な拠点として24時間利用可能なシェアオフィス(3階)・コワーキングスペース(2階)・会議室(1階)を提供し、専門事業者と連携して法人設立や税務・会計・ビザ取得などの支援も行うほか、装置の修理や予備部品の保管などに対応できるシェア倉庫(500u)も備えている。また、輸出入の拠点として日台双方の企業の支援も行う。スタッフは現地採用と台湾人スタッフを含めて10人程度となる予定。最大20〜30社、100人までの利用を想定している。
 同施設の土地・建物は、同工業団地内に2拠点を有していた潟vレシード(同町、松本修一社長)からの打診で取得。代表同士の親交や共同開発などの協力関係があり、双方が台湾企業の進出を支援したい意向を持っていたことからスムーズに進んだという。なお、プレシードは同工業団地内の嘉島南工場に機能を集約し、旧本社の工場部分もサンソニックから賃借して同地で製造を続けている。
 尚立グループは1985年に台湾で設立、台湾・中国・シンガポール・インドなどで半導体関連事業やIoT・AI事業を展開しているほか、ライフスタイル事業として台湾で健康食品・冷凍食品、高齢者向け機能食品の製造や飲食店事業を展開している。今後は県内で台湾料理の飲食店も検討している。
 同日開いたオープニングセレモニーで福田和歌子社長は「海外進出には言語や文化、法制度の違いなどがあり、大きな苦労が伴う。台湾企業がスムーズに事業展開ができる拠点として施設を作った。ここで日本と台湾の人が出会い、夢を大きく広げてほしい」、簡会長が「嘉島町は熊本市内や阿蘇くまもと空港、JASM熊本工場の中心に位置してアクセスが良く、渋滞も少ないほか、住環境としてもイオンモールやコストコからも近く、マンションや宅地も多く利便性が高い。台湾から進出する企業を支援し、熊本と台湾の架け橋になれれば。今後は台湾人を生活面でもサポートするため、本場の屋台文化の味を楽しめるよう、飲食店オープンやセントラルキッチンを開設しての弁当提供に向けて準備を進めている」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2025年11月30日発行 No.534

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