通信販売リピート率８０％を達成
　優美堂　０９年度は５万箱見込む　

通信販売の�距D美堂（城南町藤山、大島法子社長）はこのほど、県の特産品であるミカンの通信販売でリピート率８０％を達成した。
これまで健康食品や基礎化粧品の販売を手掛けてきたが、馬刺しやミカンを中心とした県の特産品の通信販売を始め今年で２年目となる。農家が規格外などで処分していたミカンを含めて発送することによって選別時間や価格を抑え、鮮度の良いもぎたてのミカンを提供することが可能となった。料金は１０ｋｇ入りで２９８０円（送料は全国一律５００円）。馬刺しは１人前食べ切りサイズ（７０ｇ）を冷凍で販売している。また、フルーツや馬刺しが毎月届く定期便も用意。従業員は現在２０人だが、さらに２０人を雇用する予定。今後、天草の魚を詰め合わせた商品の販売も計画しているという。営業時間は午前９時から午後９時まで、無休。０９年度はミカン５万箱の受注を見込む。
同社は「三角や河内のミカン農家２５軒と提携している。生産者と消費者の橋渡しができれば」と話している。
同社は１９９３年設立。資本金は３００万円。０８年度の売上高は２億円。食品の通信販売やテレマーケティングコンサルティングを手掛ける。 （和田）