グリストラップ補助オゾン発生装置のレンタルを開始
　ビルメイト　悪臭や害虫の抑制などに効果

工場・厨房（ちゅうぼう）の衛生管理と有害生物の防除を業務とする�泣rルメイト（熊本市武蔵ヶ丘９丁目、東田和典社長）は、営業用厨房から排出される油脂などを集めるグリストラップ（油脂阻集器）から発生する悪臭や害虫の抑制に効果があるオゾン発生装置のレンタル業務を開始した。
この装置は、�潟Aクトエンジニアリング（神戸市）が開発したグリストラップ補助オゾン発生装置「ＧＴ-２０Ｒ」。飲食店、食品加工工場、給食センターなどの営業用厨房に設置が義務づけられているグリストラップ内に溜まった油脂などを、専用装置で発生させたオゾンを送ることで汚水に混じった油脂と有機物を酸化分解させ、水を浄化するもの。このため、脱臭効果とゴキブリ、ハエなど害虫の発生源を除去し、厨房内の衛生管理に役立つという。レンタル費用は月額８千円で、契約期間は３年間。初期費用として契約金１万円が必要。２カ月に１回、装置の正常動作確認とオゾン発生体のアルコール清掃を行う。
同社では「営業用厨房に設置してあるグリストラップは、悪臭や害虫発生などの問題を抱えている場合が多い。また、ゴミや油脂の付着除去や配管に詰まった汚れを落とすため専門業者に依頼するなど、大きなコストがかかっている。オゾンによる汚泥減量化技術は環境にも優しく、第一に悪臭を消してくれる。効果検証をしていただくため、１カ月のお試し期間も設けています」と話している。 （甲木）