障害者ケアホーム２棟をオープン
　託麻会　地域生活支援センターも併設

障害者支援施設・朋暁苑（ほうぎょうえん）を運営する社会福祉法人託麻会（熊本市小山町、満永寿博理事長）はこのほど、障害者ケアホーム２棟をオープンした。
場所は通称第一空港線沿いのヒライ戸島店南側。敷地面積は約２８００�u。建物は木造平屋建て、全館バリアフリー。フロア面積はＡ棟が２７４�u、Ｂ棟が２７３�u。ホーム内には完全個室が１０室ずつ（約１２�u）と事務室（約１１�u）のほか食堂や浴室も設けた。管理者や生活支援員など９人のスタッフを配置した。入居者の対象は６５歳未満の障害程度区分２以上の人。
また同会は、敷地内に地域生活支援センターもオープンした。建物は鉄骨造り平屋建て（バリアフリー使用）、フロア面積は約３８０�u。名称は「託麻大地」。
障害程度に応じ、自立した日常生活や社会生活をサポートする目的でオープンするもので、創作、レクリエーション活動やリハビリテーション活動を行う（昼食付き）。対象は６５歳未満の障害程度区分３以上の者。スタッフは看護師やサービス管理責任者など１２人。営業時間は午前９時４５分から午後４時１５分までで、無休。
朋暁苑の河山テルヨ施設長は「障害がある人が社会の一員として充実した生活を送れるよう、身体・精神の両面からサポートしていきたい」と話している。 （渡邉）