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空港ターミナルビル増改築工事に着手
 熊本空港ビルディング 12年9月下旬完成目指す

熊本空港ビルディング梶i益城町小谷、安田宏正社長)はこのほど、2012(平成24)年9月下旬の完成を目指し同地の空港ターミナルビル増改築工事に着手した。
工事は耐震補強、チケットロビーおよびターミナルビル前歩道の拡幅、ユニバーサルデザイン化、環境性能の向上の4つが柱。耐震補強では、1971(昭和46)年の空港設立当時から使用している同空港国内線ビル(鉄筋コンクリート造り3階建て、述べ床面積約2万1300u)西側部分(延べ床面積約5千u)の工事を行う。チケットロビーの拡張は、ターミナルビルをチケットロビーから団体カウンター付近まで東西約130mにわたり、駐車場がある南側に約3m拡張。搭乗入口にある手荷物検査機器などで狭隘(きょうあい)化している同スペースに余裕を持たせるほか、ターミナルビル前歩道を現在の4mから7・5mに拡幅する。これに伴い、国がターミナル前の車道を7車線から5車線に減少させるほか、同空港駐車場を管理する空港環境整備協会が駐車場へ直接入れる進入口なども整備する計画。ユニバーサルデザイン化では、下りエスカレーターを2機新設、エレベーターも2機増設する。また、環境性能の向上を目指し、太陽光発電(30kW)を導入するほか照明のLED化にも取り組む。
施工は建築工事が大成建設、岩永組、建吉組共同企業体、電気空調などの設備工事が九電工、太陽電気、共栄設備工業共同企業体。
安田社長は「熊本城の長塀をイメージした外観など、熊本の空の玄関口にふさわしい空港を目指す。安心・安全・快適で、にぎわいのある空港づくりを進めたい」と話している。 (柳川)
週刊経済:2010年10月19日発行 No.1594

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