東海大学付属熊本星翔高校に校名変更
　東海大学付属第二高校　来年４月から

東海大学付属第二高校（熊本市渡鹿９丁目、杉一郎校長）は、来年４月から学校名を「東海大学付属熊本星翔（せいしょう）高等学校」に名称変更する。
同校が創立５０周年（１９６１年創立）を迎えるにあたって実施する周年事業の一環。半世紀に渡る同校の歴史と伝統を継承しつつ、新しい時代の高校教育の将来像を見据えて、現行の教育体制の見直しを図るとともに抜本的な学校改革に取り組むもの。校名の「星翔」には「生徒が星のように輝き、未来に向かって大きく羽ばたいて欲しい」という意味が込められている。
また、そのほかの学校改革の特色として�@現在のコースを廃止し「総合進学クラス」「特進クラス」「サイエンスクラス」を新設�A実績のある部活動を「強化部」として指定し全国大会を目指す�B生徒や保護者が教員の授業評価を行う「ベストティーチャー制度」を導入�C現行の制服のデザイン、生地、ネクタイ、エンブレムを変更�D入学時の納付金を減額�E２億円を投じて１２年度中にサッカー場に人工芝を敷設―などを行う。
６月１０日に同校で行われた記者会見で杉校長は「５０周年を節目の年として区切りを付けたことや教職員の意識改革を持たせることなどから学校改革を行うに至った。名称変更後も社会で活躍されている卒業生や諸先輩方、そして地域の皆さまからも愛される学校づくりを目指していきたい」と話している。 （堀）