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看板などの落下防止に向け調査業務を本格化
 九州ビソー 九州一円で事業を展開

 建築物内外装のメンテナンスを行う葛繽Bビソー(熊本市南区城南町、成松弘己社長)は4月1日、建物に設置された看板などの落下を未然に防ぐことを目的に建築物外回りの現況調査業務を本格化した。
 看板や外壁の落下事故防止に対する意識の高揚と補修需要の高まりを受けたもの。同社に在籍する建築仕上診断技術者(ビルディングドクター)を中心とした専門チームが調査業務を担当。ブランコを使い検査するほか、建物上部からつり下げたゴンドラで建物の外回りを調査する工法も用いる。いずれの作業も地面からの足場設置が不要。施工現場に面した駐車場や建物の出入り口などは通常通り使用でき、顧客のコスト負担軽減や工期短縮のメリットがあるという。
 公共施設やホテル、商業施設、各種ビルなどの調査業務を九州一円で実施予定。建物外回りの異常の有無を確認し報告書を作成した後、必要に応じ適切な補修を行う。
 成松社長は、「熟練した技能を持つ専門チームが調査業務を担当する。重大事故を未然に防ぎ、建物オーナーや管理者に安心感を提供したい」と話している。
 同社は1981(昭和56)年4月に創業し、91(平成3)年3月設立。資本金1千万円。外壁・看板クリーニングや防水・塗装など外壁工事全般を手掛け、店舗・オフィスメンテナンス、ビル管理のほか、亡くなった人の遺品整理や、高齢者住宅・墓・空き家などの清掃管理なども行っている。従業員は社員・パート含め27人。(岩屋)
週刊経済:2015年4月14日発行 No.1820

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