催事出店・通販のブランディング事業部を立ち上げ
　福伸　販路拡大のため

　天草の飲食店「海鮮家 福伸」を運営する�虚汾L（上天草市松島町、福田丈人社長）は４月１日、催事への出店や通信販売をメーンに行うブランディング事業部を立ち上げた。
　販路を拡大し、既存店舗以外での収益を増やすことが目的。第一弾として３月１８日から２４日まで、東京都の伊勢丹新宿店での催事「熊本特集」に出店。「天空まぐろと天草うに丼」や「特上海鮮丼」などの海鮮丼をメーンに販売した。今後も積極的に催事に出店する予定で、５月１日から６日までは大分県の大分トキハ百貨店で、８月は鶴屋百貨店と鹿児島県の山形屋での催事に出店する。
　また、通販事業では、イオンの夏のカタログギフト（九州版）に掲載。「福伸ご馳走シリーズ天草海鮮三昧」として、「鯛茶漬けの素」、「かんぱち琉球」、「たこまぶし」、「酢〆このしろ」をセットにした商品を販売する。価格は３４９９円。
　同社は「出店する地域や季節に合った商品を、店舗の料理人のアイデアも取り入れながら開発していきたい」と話している。（加藤）