県内３団体に奨励賞を授与
　熊本芸術文化学術振興市民財団　舞台作品などに

一般財団法人熊本芸術文化学術振興市民財団（事務局・熊本市北区龍田３丁目、小野友道代表理事）は４月２２日、平成音楽大学サテライトステージ（同市中央区花畑町）で定例総会を開き、昨年度に上演されたオペラや舞台などを主催した県内３団体に奨励賞を授与した。
受賞した作品はオペラ「魔笛(まてき)」（熊本オペラ芸術協会）、新宿くまもと物語「わが青春のムーラン・ルージュ」（新宿くまもと物語「わが青春のムーラン・ルージュ」制作上演委員会）、熊本ユースシンフォニーオーケストラ創立５０周年記念第４６回定期演奏会（熊本ユースシンフォニーオーケストラ）。
大江勝也選考委員会委員長は「長年熊本の文化・芸術を広めてきた点やその実行力を評価し、３作品を選出した。同会は今後もさらなる芸術文化の発展に寄与していきたい」と話している。
同財団は県内の教育機関や企業などで構成し、２０１１年に設立。１３年から奨励賞の授与を開始しており、今後も熊本の優れた文化・芸術作品を毎年表彰していくという。（東山）