取締役専務執行役員に最上剛取締役常務執行役員
　肥後銀行　６月２３日付で

肥後銀行（甲斐隆博頭取）は５月１５日、取締役専務執行役員に最上剛取締役常務執行役員、取締役常務執行役員に土山哲司取締役上席執行役員営業統括部長、田島功取締役上席執行役員市場金融部長が昇格する役員人事を発表した。６月２３日の株主総会、取締役会で正式に決定する。
また、取締役に笠原慶久常務執行役員監査部長、山木仁執行役員与信統括部長、林田達執行役員経営統合準備室長、江藤英一執行役員コンプライアンス・リスク統括部長、徳永賢治執行役員総合企画部長が就任。社外取締役(非常勤)に眞部利應監査役(非常勤)が就く。
上野豊�ｺ代表取締役専務執行役員は常任監査役となり、監査役 (非常勤)に武内英史�潟潟Nルートホールディングス監査役が就く。
なお、岡�ｱ雄介取締役常務執行役員、江口正明常任監査役は退任する。

経常収益は８６９億６４００万円で増収増益

同行の２０１５年３月期連結決算は、経常収益が前年同期比１・１％増の８６９億６４００万円、経常利益は同８・３％増の２１５億５３００万円、当期純利益は９・０％増の１２８億８７００万円で、増収増益となった。
金利低下に伴い資金利益は減少しているが、株式等売却益や資金運用収益の増加に加え、不良債権処理額の減少が業績を押し上げた。
本業のもうけを示すコア業務純益(単体)は、１・７％減の１６８億５３００万円。
１６年３月期の連結業績は、経常収益８６８億円、経常利益１９１億円、当期純利益は１２５億円を見込む。（桜木）