輸出は前年同月比６２・１％増の大幅増・・・・１０月の貿易概況

　八代税関支署がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０１８年１０月の貿易概況は、輸出が前年同月比６２・１％増の４１億１千万円に大幅増、輸入も同３２・５％増の１１２億５千万円に大幅増だった。
　輸出は輸送用機器（同３５・１倍の５億４８００万円）や電気機器（同５８・５％増の９億８３００万円）、金属鉱およびくず（同６４％増の７億７８００万円）が増加したことで、輸出全体では８カ月連続の増加だった。輸入は肥料（同７４・１％減の６千万円）が減少したが、木製品およびコルク製品（除家具、同５・５倍の１１億円）や穀物および同調整品（同３９・６％増の１８億１３００万円）、電気機器（同３・６倍の７億５００万円）などが増加したことで、輸入全体では２カ月ぶりの増加だった。
　国別では輸出の上位３カ国が中国（構成比３５・５％）、韓国（同１５・６％）、アメリカ（同１１％）、輸入はオーストラリア（同２０・６％）、ロシア（同１３・５％）、中国（同１３％）だった。