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持続可能なまちづくりに関する包括連携協定を締結・・・・水俣市とUTモビリティサービス

 水俣市(岡利治市長)とUTモビリティサービス梶i熊本市中央区世安町、西治三朗社長)は2月17日、持続可能な開発目標(SDGs)の考えに基づき、まちづくりと地域活性化に向けて協力する包括連携協定を締結した。
同協定に基づき双方は、トヨタのスマートフォンのアプリを活用し、自動車を含むさまざまな移動手段を組み合わせたマルチモーダルモビリティサービスを提供するほか、アプリ利用者への観光・イベント情報の提供、災害時の車両貸し出しなど幅広い分野で協力していく。主な取り組みは以下の通り。
 @スマートフォン向けマルチモーダルモビリティサービス「my route(マイルート)」の展開。(マイルートは店舗・イベント情報の提供から実際の移動手段の検索・予約・決済まで移動に関する一連の機能をアプリひとつで提供し、水俣市内における円滑な移動のサポートや街の賑わい創出への貢献を目指す)、Aインバウンドなど水俣地域を訪れる観光客に、観光スポットやおすすめ情報を提供し、地域ならではの体験やグルメを紹介していく、B交通事業者と連携し交通空白地域を極力削減し、補えない部分についてはあらゆる形態を模索しながら全ての生活者が自由に移動できるまちづくりを目指す、C地域全体で人々の移動を促し、経済活動が活性化することで地方創生やSDGsの具体的な成果につなげていく、D災害時においてはUTグループとして車両の貸出しや点検修理のサービス、スタッフの派遣など物的、人的支援を行う。また防災啓蒙の取り組みへの支援を行う。
 水俣市とUTモビリティサービス鰍ヘ昨年7月5日にトヨタ自動車梶Aトヨタファイナンス梶A三井住友海上火災保険梶A潟fンソー、トヨタカローラ熊本梶A水俣市商工会議所、一般社団法人みなまた観光物産協会と協力し「水俣MaaSプロジェクト実行委員会」を立ち上げ、上記項目の企画立案に取り組んできた。
 UTモビリティサービス鰍ヘ、トヨタカローラ熊本梶Eネッツトヨタ中九州鰍ネどで構成されるUTグループのモビリティサービス事業を担う会社として2019年4月1日設立。資本金1千万円。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年3月2日発行 No.465

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