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スマートシティ実現に向け、連携協定を締結・・・・荒尾市とNTTドコモ

 荒尾市(浅田敏彦市長)と鰍mTTドコモ九州支社(福岡市中央区、山ア拓支社長)は5月22日、荒尾市が目指すスマートシティの実現に向けてドコモの先進技術やICTサービスなどを活用して荒尾市における地域の活性化や市民サービスの向上を図ることを目的に連携と協力に関する協定を締結した。
 協定の名称は「荒尾市と株式会社NTTドコモとのウェルネス拠点におけるスマートシティ推進及び地域活性化に向けた連携と協力に関する協定」。荒尾市とドコモで連携・協力促進し、地域活性化及び市民サービスの向上を推進していく。連携・協力する分野は、@5G等の先進技術を活用した安心・安全な街づくりA観光・まちづくり推進B賑わいによるあらおファンづくりCSociety5・0に向けた住民等のスキルアップD地域産業の生産性向上E教育環境の向上Fその他、地域活性化及び市民サービス向上、の7項目でこれらに関することを中心に連携・協力した取り組みを推進。具体的には、AIカメラなどを用いた安心・安全なまちづくりや人口データ等のビッグデータを活用した観光の推進、ICTを活用した教育環境の整備などに共同で取り組む。また荒尾市では2016年度から旧荒尾競馬場跡地を含む約34・5ヘクタールの未利用地で新たなまちづくりを進めており、IoT、ロボット、人工知能(AI)、ビッグデータといった先進技術を取り入れた新たな社会を目指す拠点づくりを推進する方針を示している。
 荒尾市役所で開かれた調印式で、浅田市長は「安心・安全、健康づくり、教育の向上、産業の振興などの多くの課題に対して、5GやAI、IoT、ビッグデータの活用などNTTドコモがお持ちの先進的な技術を活用して市民の生活を便利に、より快適にしていく取り組みを一緒に推進していきたい」と語った。またNTTドコモの山ア九州支社長は「自治体のまちづくりに関わるのは初めての試み。今までに類のない、未来に向けた画期的な都市づくりに向けて一緒に参画していきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年7月30日発行 No.470

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