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新社長に長男の出田広大取締役常務・・・・出田産業

 管・機械器具設置工事業の鰹o田産業(熊本市東区戸島町)の新社長に出田広大取締役常務が就任した。出田浩一社長は代表取締役会長に就任した。また常務に横手健(よこて・たけし)前・住友生命保険相互会社津山支部長が就任した。4月1日付。
 出田広大(いでた・こうだい)社長は熊本市出身。1981(昭和56)年5月21日生まれの39歳。熊本北高校―拓殖大学―国立台湾師範大学卒。出田会長の長男で2011年に台湾から帰国し入社。14年まで設備工事大手の三機工業鰍ノ出向した。趣味は映画鑑賞・読書。
 出田浩一(いでた・こういち)会長は山江村出身。1954(昭和29)年4月7日生まれの66歳。熊本商科大学卒。84年に同社を創業した。
 横手健常務は鹿児島県霧島市出身。1986年5月14日生まれの34歳。鹿児島大学法文学部卒。出田会長の次女婿で住友生命岡山支社を経て2020年4月に入社した。趣味はランニング。  

酸洗設備導入のステンレス配管加工場が完成

 また、同社が本社北側に建設していたステンレス配管加工場がこのほど完成した。九州では3社目となる酸洗設備の試験運転を行った後、6月上旬から稼働する。土地代を含む総工費は4億5千万円。
 県内外のステンレス配管の需要増加に対応し、昨年10月4日に着工した。場所は本社北隣の農地跡6088uで、加工場は平屋建て、床面積は1542u。敷地は現在の4・6倍の7758u、加工場は4倍の広さとなり、生産能力は3倍に拡大する。九州では福岡県、長崎県に次いで最新鋭の大型ステンレス用新酸洗設備を導入した。酸洗いを行うことでさびや溶接焼けなどを洗い流し、さびに強く耐久性が高いステンレス材を製作する。
 出田社長は「新酸洗設備の導入で新たな需要を生み、仕事の幅も広がる。今まで以上に社員一人一人が技術を身に着け、自信をもって仕事に取り組んでいきたい。安全・品質・一流を目指したい」と抱負を述べた。
 同社は1984年9月に同市北区龍田で居o田産業を創業、1993年5月現在地に移転、2006年7月に株式会社に組織変更した。資本金1250万円。主要サブコンの協力会社で九州・沖縄・中国地区をエリアとし、売上高は8億5千万円(2020年3月期)。従業員は29人。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年7月30日発行 No.470

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