輸出は前年比２１・６％減の２５億１６００万円・・・・６月の貿易概況

　八代税関支所がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０２０年６月の貿易概況は、輸出が前年比２１・６％減の２５億１６００万円、輸入が同０・２％増の８２億９６００万円だった。輸出は木材およびコルク（６９・４％増の３億５３００万円）などが増加したが、一般機械（同５７・８％減の３億１８００万円）や電気機器（同３５・２％減の５億５００万円）などが減少したことで輸出全体は１０カ月連続の減少だった。輸入は木製品およびコルク製品（家具除く、同５１・２％減の４億７７００万円）などが減少したが、元素および化合物（同３・３倍の１０億８３００万円）や電気機器（同２・２倍の５億１５００万円）などが増加したことで輸入全体では２カ月ぶりの増加だった。
　国別では輸出の上位３カ国が中国（構成比４１・０％）、韓国（同２０・６％）、タイ（同９・０％）。輸入が中国（同１７・１％）、オーストラリア（同１６・４％）、ベトナム（同１４・０％）だった。