阿蘇東急ゴルフ内に宿泊施設・・・・東急リゾーツ＆ステイ

　宿泊、ゴルフ、スキー場運営事業などの東急リゾーツ＆ステイ�梶i東京都渋谷区道玄坂）は４月１６日、同社が運営する南阿蘇村河陽の阿蘇東急ゴルフクラブ内に宿泊施設「阿蘇キャニオンテラス＆ロッジ」をオープンする。
　同クラブは熊本地震でクラブハウスが全壊するなど甚大な被害を受け、２０１８年クラブ西側の旧・日本赤十字社の研修センター兼保養施設「アソシエート」を取得し、クラブハウス機能を移管。同施設の機能を生かし、リゾート施設としてリニューアルしたもの。総客室数は３０室。主力のツインが１４室（１８�u）、ダブルが１０室（２１〜３２�u）、和室４室（１９〜２３�u）、洋室２室（３３�u）。会議室や宴会場、大浴場を備えたパブリックホテルと位置付け、ゴルフ場利用客のほか一般観光客、社員旅行、修学旅行などでの利用・集客を見込んでいる。オープンに合わせてゴルフパックプランを１１月末まで打ち出しており、１泊１プレー、３食付きで平日が１万９５００円（税込）、土日祝が２万４５００円（同）。一般客の予約はホテル予約サイト大手じゃらんネットで受け付けている。
　同クラブ吉野和男総支配人は「客室からは３月に開通した新阿蘇大橋をはじめ立野峡谷から熊本市内、果ては雲仙普賢岳へと広がる壮大な景色を望める。このロケーションを全面に出した集客に力を入れ、阿蘇の観光復興への貢献につなげたい」と話している。