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紫外線ライトによる除菌製品を発売・・・・インターテックエンジニアリング

 半導体製造装置メンテナンス、部品売買の潟Cンターテックエンジニアリング(菊陽町原水、岡田照雄社長)は4月、紫外線ライトで空間や物体表面を除菌、ウイルスを抑制させるという新製品「eVIO(エヴィオ)」の取り扱いを始めた。
 eVIOの開発、製造元である潟Nォークテクノロジー(岡山県)と九州内における販売店契約を締結。新型コロナウイルス感染症対策も含め、新規事業として始めた。同製品は紫外線本来のウイルス抑制、除菌能力を保持したまま、人や動物の体に対する影響を抑える独自技術を活用。従来の紫外線波長では不可能だった有人環境下で使用できる紫外線ライト(222ナノメートル)を照射し、空間や物体表面の除菌が可能という。ランプ型の光源装置でサイズは縦12p×横25p、消費電力は50W以下。医療現場をはじめ、大型商業施設、食品加工工場における生産ラインなどでの利用を見込む。初年度は県内を中心に500台の販売を目指す。今後は同製品の販売施工代理店を募集する計画。インターテックではeVIOを導入する施設内で、エリアごとのライト点灯状況を一元管理できるソフトも開発中。
 西畑誠営業部課長は「表面のみを除菌するアルコールに対し、eVIOは空間除菌もできる点が特徴で、現在医療機関からの引き合いが増えている。環境に優しく、ウイルスの感染リスクを低減させる新製品として公共施設やワクチンの接種会場などにも提案していきたい」と話している。
 同社は2016年5月設立、社員数は18人。売上高3億円。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年6月30日発行 No.481

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