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県内平均賃上げは4164円・・・・連合熊本

 連合熊本(熊本市中央区九品寺、友田孝行会長)は4月6日、2021年春季生活闘争の回答の集計結果を発表した。県内21の労働組合(組合員数4414人)が答えた。
 県全体の平均賃上げ額(定期昇給分を含む)は昨年同期比67円マイナスの4164円で、組合員数300人以上の労働組合では同比43円マイナスの4006円となった。一方、300人未満の中小労働組合では同比125円プラスの4492円だった。
 賃上げ分が明確に分かる7組合(1144人)のうち、定期昇給分を除く賃上げ額は277円マイナスの794円だった。組合員数300人未満の6組合(804人)では同比685円マイナスの665円だった。
 連合熊本は「県全体の賃上げ額は昨年同期をわずかに下回ったものの、健闘がみられる。中小組合の賃上げ額は昨年を上回っており、コロナ禍であっても、中小組合の賃上げの流れは継続している」とまとめている。
 なお、全国1151組合(約152万6800人)の定期昇給分を含む賃上げ額は同比365円マイナスの5515円で、賃上げ率は1・81%だった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年6月30日発行 No.481

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