着工数は前年同月比６２・３％増の１２８２戸・・・・４月県下新設住宅着工件数

　住宅金融支援機構九州支店（福岡市博多区博多駅前３丁目、佐藤孝行支店長）が調べた２０２１年４月の熊本県内新設住宅着工件数は、総数で前年同月比６２・３％増の１２８２戸となり、６カ月ぶりに大幅に増加に転じた。
　２０２１年４月の住宅着工件数の内訳を個別にみると、持ち家は前年同月比６・０％増の４４２戸で２１カ月ぶりに増加、貸家も２・２２倍の５５４戸と６カ月ぶりに大幅増、分譲住宅も２・０６倍の２５６戸となり、大幅に増加した。
　また、全国ベースでは総数が７・１％増の７万４５２１戸と２カ月連続の増加となった。内訳別では持ち家が８・８％増の２万２８７７戸と６カ月連続して増加、貸家も１３・６％増の２万８８２５戸となり、２カ月連続の増加、半面、分譲住宅は０・３％減の２万２４８３戸で前月の増加から減少に転じた。
　さらに、九州管内は同様に全体で２２・８％増の７４８２戸で２カ月連続して増加した。内訳別では持ち家が前年同月比１３・７％増の２４１１戸と２カ月連続の増加。貸家も１８・０％増の３２７８戸と２カ月連続の増加。分譲住宅も４８・２％増の１７４６戸で３カ月連続して増加した。熊本県は２０２１年４月分では全国平均、九州平均を上回る増加となった。