求人倍率は１・４倍で０・０３ポイント増・・・・２月県内求人倍率

　熊本県内の２月の有効求人倍率（季節調整値）は、１・４倍（九州１・１７、全国１・２１）で、前月から０・０３ポイント増加した。九州では１番目。全体で１倍を超えたのは２０１４年７月以来９０カ月（８年６カ月）連続。正社員の有効求人倍率（原数値）は１・１６倍で、前年同月０・１８ポイント増加した。熊本労働局まとめ。
　２月の有効求人数（季節調整値）は、２月の有効求人数（季節調整値）は、前月比０・５％増の３万８４１２人で、４カ月連続で増加。一方、有効求職者数（同）は前月比２・２％減の２万７３７９人で４カ月ぶりに減少した。
　新規求人数（原数値）は、前年同月比９％増の１万３４４７人で、１２カ月連続で増加。うち一般フルタイム求人（同）は９・８％増の８２７８人で１２カ月連続で増加し、一般パートタイム求人（同）も７・６％増の５１６９人で７カ月連続で増加した。
　これを主要産業別にみると、製造業（１７・８％増）、運輸業、郵便業（１２・５％減）、卸売業・小売業（２２・２％増）、宿泊業・飲食サービス業（２１・１％増）、医療・福祉（４・３％増）、サービス業（他に分類されないもの）（３４・５％増）と増加し、建設業（３・５％減）で減少した。
　新規求職申込件数（原数値）は、前年同月比４・１％減の５６８２人で、４カ月ぶりに減少となった。うち一般フルタイムは同６・８％減の３５４５人で２カ月ぶりに減少、一般パートタイムは同０・６％増の２１３７人で４カ月連続の増加となった。
　新規常用求職者（パートを含む）を在職者・離職者の態様別にみると、前年同月比で、在職者は３・６％減の２０９９人で１３カ月ぶりの減少、離職者は５・３％減の３０８３人で２カ月ぶりの減少、無業者は０・４％減の４５２人で４カ月ぶりに減少した。
　また離職者のうち、事業主都合離職者は２０・２％減の５６９人で１１カ月連続の減少、自己都合離職者は１・５％減の２３０９人で、７カ月ぶりに減少した。新規常用求職者（パートを含む）全体では、４・３％減の５６３４人で４カ月ぶりに減少した。
　安定所別の有効求人倍率順位（原数値）は�@上益城１・８３�A球磨１・６５�B熊本１・６�C阿蘇１・５９�D水俣１・５４�E菊池１・５３�F宇城１・４１�G玉名１・３�H八代１・２７�I天草１・１４。
　九州・沖縄内の順位は、�@熊本１・４�A宮崎１・３８�B鹿児島１・３４�C佐賀１・３１�D大分１・２８�E長崎１・２１�F福岡１・０９�G沖縄０・７９。