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優先交渉権者に第一ビルサービスグループ・・・・荒尾競馬場跡地再開発

 荒尾市(浅田敏彦市長)は7月3日、PFI(BTO方式)の公募プロポーザルを実施していた「荒尾市ウェルネス拠点施設(仮称)」整備・運営事業について、「第一ビルサービスグループ」を最優秀提案者に選定。4日、優先交渉権者に決定した。
 同事業は道の駅と保健・福祉・子育て、交流機能を備えた複合施設を南新地土地区画整理事業地(荒尾競馬場跡地、敷地面積2万〜最大2万3千u)内で整備・運営する計画。PFIは民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して、公共施設等の建設、維持管理、運営などを行う方式。民間が施設を建設し、完成後に公共へ所有権を移転し、民間が維持管理・運営を行うBTO方式で進める。選定されたグループは維持管理運営を担当する椛謌黹rルサービス(広島市、杉川聡社長)を代表とし、設計と工事監理担当の叶華設計(熊本市、内野哲也社長)、建設担当の光進建設梶i同市、近藤誠也社長)、運営担当の潟eノ・コーポレーション(福岡市、池内比呂子社長)、協力企業として工事監理担当の潟Pイディー(荒尾市、木本拓見社長)で構成する。提案上限価格は48億4032万4千円。9月に議会承認後本契約し、2026年6月のオープンを目指す。
 要求水準は道の駅が約1930u、保健・福祉・子育て施設が約2735u、交流機能を備えた大屋根広場が約650u、駐車場が約450台収容。提案されたイメージでは道の駅が「有明海を堪能できる」、「若い世代を中心に、すべての世代がくつろぎ楽しめる」、保健・福祉・子育て施設が「こどもたちから大人まで健やかにいられる」、「道の駅や大屋根広場と一体となり、気軽に利用できる」、大屋根広場が「それぞれを繋ぎ、明るく照らす」、「屋根の形状で荒尾のなしを表現」を設計方針としている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年9月30日発行 No.508

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