トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

長寿ネズミを熊本市動植物園に提供・・・・熊本大学

 熊本大学(熊本市中央区黒髪2丁目、小川久雄学長)は、熊本市動植物園にハダカデバネズミなど長い寿命をもつアフリカ原産ネズミを提供した。6月30日から同園のいきもの学習センターで一般公開している。
 同大で生物の老化耐性などを研究している三浦恭子教授の研究室がハダカデバネズミ11頭とダマラランドデバネズミ4頭を提供した。ダマラランドデバネズミは国内の動物園での飼育は初めて。ハダカデバネズミも九州での飼育は初めてとなる。この2種のデバネズミは哺乳類では唯一、アリやハチのように、真社会性と呼ばれる分業制の社会を形成。行動様式が多様で観察価値が高いとされる。最大寿命が37年もあり、がんにかかりにくいことでも知られる。
 同研究室は「その特徴的な生態や本学での老化耐性・がん耐性・真社会性に関する研究内容は教育的価値が高い。来園者に対して生態や研究成果などについて情報発信していきたい」としている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年9月30日発行 No.508

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから