輸入は前年比５０・８％増・・・・５月の貿易概況

　八代税関支所がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０２３年５月の貿易概況は、輸出が前年比２４・１％増の３８億１千万円で、輸入は同５０・８％増の１７３億９００万円だった。
　輸出は電気機器（同３８・１％減の５億８３００万円）などが減少したが、輸送用機器（同５・６倍の６億４５００万円）や金属鉱およびくず（同２・１倍の４億３４００万円）などが増加したことにより、輸出全体では２カ月ぶりの増加だった。
　輸入は肥料（同９７・３％減の３２００万円）などが減少したが、石炭（同２・１倍の７８億２４００万円）や穀物および同調製品（同６７・１％増の３７億３００万円）などが増加したことで、輸入全体では８カ月ぶりの増加だった。
　国別では輸出の上位３カ国が中国（同３４・１％）、韓国（同２２・４％）、アメリカ（同１０・５％）、輸入はオーストラリア（同４９・６％）、アメリカ（同１６・６％）、中国（同１１・４％）だった。