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5月の有効求人倍率は1・33倍・・・・熊本労働局

 熊本労働局が6月30日に発表した23年5月の県内有効求人倍率(季節調整値)は前月を0・04ポイント下回る1・33倍となり、3カ月連続で減少した。
 有効求人数(同)は前月比3・3%減の3万7100人。一方、有効求職者数(同)は前月から0・02%増加し、2万7955人だった。
 新規求人倍率(原数値)は前年同月比0・08ポイントを下回る2・06倍となり、3カ月連続で減少。新規求人数(同)は同2・6%減少し、1万2586人だった。そのうち一般フルタイム求人は同1・9%減の7901人、一般パートタイム求人は同3・7%減の4685人。新規求職申込件数(同)は前年から1・3%増加し、6103人だった。一方、正社員の有効求人倍率(同)は前年同月比0・02ポイント上回る1・05倍となり、 26カ月連続で増加した。
 主要産業別に見ると卸売業・小売業が増加。特に新型コロナの5類感染症移行に伴いイベント需要が回復した中食を中心に食品関連の小売業がけん引した。また、医療・福祉も増加した。
 一方、建設業、製造業、運輸業・郵便業、宿泊業・飲食サービス業は減少。半導体の在庫調整による半導体関連企業の求人数減少が影響したと見られる。併せて、同分野に人材を供給する派遣会社の求人数も減少した。
 期間を設けず雇用されている労働者をあらわす常用求職者(パートを含む)は、在職者・離職者の態様別にみると在職者は前年同月比1・0%減の1322人、離職者は同3・5%増の4237人、無業者は同8・8%減の498人となった。また、離職者のうち事業主都合離職者は同7・3%増の1030人、自己都合離職者は同1・3%増の2921人、前職自営などは同16・3%減の72人となった。新規常用求職者(パートを含む)全体では同1・4%減の6057人となった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年9月30日発行 No.508

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