輸出が前年比９・９％増・・・・６月の貿易概況

　八代税関支所がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０２３年６月の貿易概況は、輸出が前年比９・９％増の３７億円で、輸入は同４４・８％減の９２億２５００万円だった。
　輸出は電気機器（同１２・９％減の７億３５００万円）などが減少したが、輸送用機器（同５８・４％増の６億２４００万円）や鉄鋼（同６２・６％増の４億４７００万円）などが増加したことで、輸出全体では２カ月連続の増加だった。
　輸入は元素および化合物（同４２・５％増の２１億１３００万円）などが増加したが、石炭（全減）や木製品及びコルク製品（家具除く、同３９・９％減の９億８２００万円）などが減少したことで、輸入全体では９カ月ぶりの減少だった。
　国別では輸出の上位３カ国が中国（構成比３５・１％）、韓国（同２３・３％）、インドネシア（同９・４％）、輸入は中国（同２４・１％）、ブラジル（同２０・４％）、アメリカ（同１９・１％）だった。