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7月〜9月期の景気指数はマイナス2・4・・・・九州財務局

 財務省九州財務局の調べによると、熊本県の2023年7月〜9月期景気判断指数(BSI)は前期(4月〜6月期)比0・8ポイント増のマイナス2・4で、7期連続の「下降」超だった。
 BSIは前期と比較した「上昇」・「下降」・「不変」・「不明」などの変化方向別の回答社数構成比から先行きの経済動向を予測する方法。資本金または基金1千万円以上の法人(電気・ガス・水道、金融業、保険業は1億円以上)を対象に調査を実施。回答企業数は124社(回収率97・6%)。
 業種別に見ると製造業が前期と同じマイナス5・7で、4期連続の下降超。窯業・土石製品製造業では現状需要に落ち着きがあり、情報通信機械器具製造業では海外市場の回復の遅れがあった。非製造業が同1・1ポイント増のマイナス1・1で、3期連続の下降超。建設で民間公共工事やTSMC関連の受注が増え、娯楽では来場者が増加した。一方、職業紹介では賃上げの影響で利益が圧迫、情報通信業で広告収入の減少などの声があった。
 規模別に見ると大企業が同3・8ポイント減の0・0、中堅企業が同22・5ポイント減のマイナス11・4、中小企業が同15・7ポイント増の1・6だった。全産業の先行きは10月〜12月期が12・1、来年1月〜3月期は5・6となる見通し。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年10月30日発行 No.509

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