トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

6月の有効求人倍率は1・33倍・・・・熊本労働局

 熊本労働局が8月1日に発表した23年6月の県内有効求人倍率(季節調整値)は前月と同じ1・33倍だった。
 有効求人数(同)は前月比0・3%減の3万6976人。有効求職者数(同)は前月から0・5ポイント減少し、2万7822人だった。
 新規求人倍率(原数値)は前年同月比0・08ポイントを下回る2・35倍となり、4カ月連続で減少。新規求人数(同)は同6・8%減少し、1万3301人だった。そのうち一般フルタイム求人は同7・9%減の8475人、一般パートタイム求人は同4・9%減の4826人だった。新規求職申込件数(同)は前年から3・3%減少し、5671人。一方、正社員の有効求人倍率(同)は前年同月比0・02ポイント上回る1・09倍だった。
 主要産業別に見ると卸売業・小売業が2カ月連続で増加。新型コロナの5類感染症移行に伴い人流が増え、スーパーやコンビニ、観光関係の小売業などで業務が増加。人手不足を改善するための求人が増えた。
 一方、卸売業・小売業以外の建設業、製造業、運輸業・郵便業、宿泊業・飲食サービス業、医療・福祉、サービス(他に分類されないもの)は減少。特に製造業は前月に続き、半導体の在庫調整による半導体関連企業の求人数減少が影響した。併せて、同分野に人材を供給する派遣会社の求人数も減少した。
 期間を設けず雇用されている労働者をあらわす常用求職者(パートを含む)は、在職者・離職者の様態別にみると在職者は前年同月比8・0%減の1389人、離職者は同1・1%減の3587人、無業者は同14・4%減の477人となった。また、離職者のうち事業主都合離職者は5・5%減の744人、自己都合離職者は同0・5%減の2643人、前職自営などは8・2%減の67人となった。
 新規常用求職者(パートを含む)全体では同4・2%減の5453人となった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年10月30日発行 No.509

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから