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大津町引水に皮膚科・美容皮膚科医院を開院・・・・元熊大病院医員の中島聡子医師

 熊本大学病院皮膚科の元医員・中島聡子医師(医学博士)は5月23日、大津町引水に「大津なかしま皮膚科・美容皮膚科」を開院した。
 場所は国道57号・通称大津バイパス沿い、大津なかしま眼科の約100m南西側。敷地面積は1420u、建築面積338u、鉄骨造り2階建て、延べ床面積は499u。1階は受付と待合室で、保険診療と美容治療それぞれの来院者の中待合室と診察室、処置室を設置。2階は院長室とスタッフルーム、宿直室のほか、将来的にセミナーなどが開けるよう多目的ルームなどを設けた。診療科目は皮膚科と小児皮膚科、美容皮膚科、アレルギー科、形成外科。
 保険診療では、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬(かんせん)、円形脱毛症などへの効果が期待される光線治療を実施。当該治療を受ける患者は通院回数が週1〜2回と多くなることが見込まれるため、待ち時間を削減できるよう専用の光線室を1階に設けた。美容治療では、しみ取りのQスイッチYAG(ヤグ)レーザーや、しみ・くすみ取りの光治療・IPL、たるみを取る超音波治療のHIFU(ハイフ)など各種医療機器の充実を図り、にきび肌改善への有用性が期待されるプラズマ照射治療なども行う。スムーズに診療できるよう電子カルテを導入し、専門医による正確な病理診断を迅速に得られるよう院内システムを整えた。玄関近くに身障者専用の駐車スペースを広く確保し、正面玄関にスロープを設置。入り口と駐車場に面した側のひさし部分を幅広くし、雨天時には車寄せとして傘を使わずに乗降できるようにするなど、来院者の利便性向上にも配慮した。
 中島医師が院長を務め、スタッフは常勤医師(=院長)と看護師4人、受付事務3人の計8人。診療時間は午前9時半〜午後0時半と午後2時〜同5時半で、水曜と土曜は午前9時半〜午後1時まで。美容皮膚科のみ患者の心理面に配慮し完全予約制とした。休診日は毎週水曜・土曜の午後と日祝日。駐車場は30台を収容する。
 中島聡子(なかしま・さとこ)院長は1986年12月17日生まれの37歳。熊本市中央区出水出身。熊本高校−2012年熊本大学医学部医学科卒。15年熊本市民病院皮膚科医員、18年国立療養所菊池恵楓園皮膚科医員。19年に熊本大学医学教育部博士課程を修了し、21年から熊本大学病院皮膚科・形成再建科診療助手。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。趣味は食べ歩きと旅行。
 中島院長は「大津町では初めての女性の皮膚科専門医となる。阿蘇・小国、菊池を含め、合志や光の森方面からの来院も想定している。赤ちゃんから高齢者まで、また男性を含め幅広い方々のお悩みに応え、地域のかかりつけ医となれるよう精進する。気軽にご相談いただきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年8月30日発行 No.519

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