７月１日、シネコン「グランパレッタ熊本」着工
　東亜シルク�梶@初年度動員目標63万人

東亜シルク�梶i熊本市大江四丁目、長野和男社長）は七月一日、同地に計画している複合型映画館「グランパレッタ熊本」の建設に着手する。オープンは十二月二十六日の予定。
ダイエー熊本店南側の敷地約千八百坪に総工費約十二億円で建設するもので、建物は鉄骨鉄筋コンクリート三階建てで延べ床面積九千八百七十五�u。一階にテナントが入居し、二階〜三階部分が日本ヘラルド系の映画館「シネプレックス」で十スクリーン、合計千九百九席。十二月下旬の完成、十二月二十六日オープンを予定している。大和ハウス工業�鰍ﾌ設計・施工、鹿島建設�鰍ﾌ施工協力。テナントは飲食関係六店舗、書店と美容室が各一店舗のほか、カルチャー教室や歯科クリニックなどと現在出店交渉中。大江地区には高校などがあることからゲームセンターなどアミューズメント関係は入居しない。運営は大和ハウス工業�鰍ﾌ子会社のダイワロイヤル�梶i本社東京、越智壯社長）が期間二十年間の一括借り上げで運営する。
日本ヘラルド系シネコン「シネプレックス」は熊本が全国で七件目、九州では西日本鉄道が小倉北区に二〇〇〇年十一月にオープンした「チャチャタウン小倉」に次いで二件目。グランパレッタ熊本は十代後半から三十代をコアターゲットに初年度入館者六十三万人を目指す。グランパレッタ熊本の「Gran」は大きい、「Paleta」はスペイン語で絵を描く時に使うパレット。