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ハイブリッド給湯器の普及促進を強化・・・・リボンガス

 LPガス・住宅設備機器販売のリボンガス梶i熊本市西区小島5丁目、内海久俊社長)は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う住宅部品供給不足を背景に、ハイブリッド給湯器の住宅・住設業界への普及促進を強化する。また、2月末までだった同社ショールームでの体感キャンペーンを5月末まで延長する。
 ハイブリッド給湯器は、電気とガスのハイブリッド機能を持つ省エネ性の高い給湯器。住宅業界では新型コロナウイルスの影響でエコキュート、IHヒーター、便器、エアコンなどの住宅部品の供給が滞り、住宅の着工や引渡しの遅れが相次いでいるといわれ、同社では、現在の状況は今後数カ月続くものと見ており、「建設業界やガス、住設業界などにハイブリッド給湯器の普及促進を呼びかけている」という。リンナイやノーリツなどのガス器具メーカーは、新型コロナウイルスの影響をほとんど受けていないといい、「エコキュートやIHヒーターにこだわることなく、ハイブリッド給湯器やガスビルトインコンロへの転換を行うことでエネルギー関連の住宅設備の不足を補える」と話す。また、同社では、「近年需要が増加している衣類乾燥機の『乾太くん』もウイルス対策として有効と見ており、温水床暖房『ユカダン』もエアコンに比べて空気感染を防ぐ効果がある」と話している。
 同社では「オール電化にとらわれがちな住宅会社の意識を変えてもらうことで、地球温暖化など環境保全にも貢献でき、業界の足並みを揃えてハイブリッド給湯器を軸としたガス器具の普及拡大を図りたい」と訴えている。
 同社の設立は1992年11月。資本金は1千万円。主な事業はLPガス・住宅設備機器販売、住宅のリフォーム、温水床暖房の販売・施工。近年は特に、潟Gコミナミ(東京都)が製造する温水床暖房システムFHSの販売・施工に注力している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年4月28日発行 No.467

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