植木町に離れ形式の温泉旅館を新築
　菊水　既存施設「菊水館」を全面建て替え

鹿本郡植木町伊知坊の旅館業・�給e水（菊川小百合社長）は、同地に離れ形式の温泉旅館を建設している。１２月半ばにオープンする予定。
同社は１９８９年から同地で温泉旅館「菊水館」を経営してきたが、昨今旅行客の志向が団体旅行からプライベート重視の少人数旅行に変化してきたことから、既存施設を取り壊し離れ形式に建て替える。新旅館の名称は「悠然」。場所は県道植木インター菊池線沿いで、敷地面積は約６２００�u。客室は８棟ですべて木造平屋建て、床面積は５４〜５７�u。全室に露天風呂を併設する。またレストラン・管理棟（木造平屋建て、床面積２５０�u）も建設。レストランは宿泊客以外も利用可能という。宿泊料金は検討中だが、２万円程度を予定している。
同社は１９８９年創業、０３年に法人化。資本金は３００万円、従業員数は１０人程度。 （佐藤奈）