トーソーを完全子会社化
　福岡市の越智産業　７月１０日付で

福岡市中央区の住宅建材卸・越智産業�梶i越智通広社長）は、建材・住設機器販売の連結子会社・�潟gーソー（益城町古閑、古賀顕一社長）を完全子会社化する。６月８日開催の取締役会で決めた。
今年１０月１日に持ち株会社制に移行するのを前に、グループ経営体制を強化するもの。トーソーのほか、木材加工および建築工事業の西日本フレーミング�梶i福岡県飯塚市）も完全子会社化する。完全子会社化は、トーソーの普通株式１株に対し越智産業の普通株式１２５株を、西日本フレーミングの普通株式１株に対し越智産業の普通株式１６０株を割り当てる簡易株式交換による。
越智産業は１９５８（昭和３３）年１０月設立、資本金は６億５４００万円、従業員数は３３８人。福証上場企業。九州を基盤に、積極的なＭ＆Ａで中国・四国・関西地方に展開している。０９年３月期の売上高は５２１億２４００万円。熊本市二本木に営業所がある。
トーソーは２００１年１０月設立、資本金は８千万円、従業員数は６４人。０９年３月期の売上高は２９億円。天草、八代、山鹿に営業所を置いている （佐藤奈）