売上高は５・５％増の１０８５億６７００万円
　富田薬品　経常利益１３・６％減

医薬品卸の富田薬品�梶i熊本市九品寺６丁目、富田正夫社長）の２０１０年３月期単体業績は、売上高が前期比５・５％増の１０８５億６７００万円、経常利益は１３・６％減の１４億１１００万円だった。
営業用携帯端末の機能を強化しプロモーション力を向上させ、主力の医療用薬品の売り上げが増加した。一方、金融派生商品の評価損の計上で減益となっている。当期純利益は０・８％増の６億８４００万円。２０１１年３月期については売上高１１２０億円、経常利益２２億円の増収増益を見込んでいる。
役員人事では常勤監査役に竹本俊則顧問、非常勤監査役に公認会計士の河喜多保典氏の新任を内定。岡元義公常勤監査役と鎮西正弥非常勤監査役は退任する。６月２９日に開催する株主総会で正式に決める予定。 （佐藤奈）