トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

上水前寺1丁目にサービス付き高齢者向け住宅
  清和会 来年4月にオープン

水前寺とうや病院などを運営する(医)清和会(熊本市水前寺5丁目、東野裕司理事長)は、同市上水前寺1丁目にサービス付き高齢者向け住宅を建設している。来年4月にオープンする予定。
サービス付き高齢者向け住宅とは、バリアフリー構造などを導入し、介護・医療と連携した高齢者支援サービスを提供する住宅で、今年10月から都道府県などによる登録制度がスタートした。同会が開設する住宅は特定施設入居者生活介護の指定を受け、介護保険サービスを提供することができるという。名称は「特定施設シルバーピアグランド通り」。満60歳以上で、自立者から要支援・要介護の人が入居対象。
建設地は通称グランド通り沿い熊本グランドホテル佳松園東側。敷地面積は1075u、鉄筋コンクリート造り一部7階建て、延べ床面積は3198u。1階には地域交流スペースや機能訓練室、家族宿泊室のほか、現在水前寺とうや病院内にある4つの事業所(訪問介護事業所、訪問看護事業所、居宅介護支援事業所、地域健康推進室)が入る。2〜6階が全60室の居室で、床面積21uのワンルームタイプ。各部屋にトイレや洗面所、収納があり、食堂や浴室は共用。スタッフは看護師、介護福祉士、管理栄養士、相談員、機能訓練指導員など延べ40人程度。家賃と管理費、食費などを含めた月額費用は14万7千円で、ほかに介護保険自己負担分が必要。来年2月から入居者募集を開始する予定。
同会では「水前寺とうや病院をはじめとしたグループ医療機関や福祉施設と連携し、万全の医療介護体制をとる」と話している。
同会は水前寺とうや病院と老人保健施設シルバーピア水前寺を主幹とした法人。今年4月に(医)斉藤会と合併し、同市出仲間8丁目に平成とうや病院を開設した。 (佐藤奈)
週刊経済:2011年12月13日発行 No.1652

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから