犯罪以外者を支援するＮＰＯ法人を設立
 　熊本市の水口さんら　２３日にシンポジウム

熊本市の水口正洋さんら有志は１２月１日、「ＮＰＯ法人　身近な犯罪被害者を支援する会」を設立した。また、同法人の設立を記念して、２３日に創立記念シンポジウムを開催する。
同会は身近なところで犯罪被害に遭った人が犯罪の種類に関わらず、気軽に相談できる窓口となる組織を立ち上げるために有志が集まり、創立したもの。事務所は熊本市清水亀井町のオフィスカメイ内。代表理事には水口正洋さん、副理事には田中裕司・弁護士法人田中ひろし法律事務所代表弁護士と大島隆広・司法書士法人ヒューマン・サポート法律支援センター代表司法書士、事務局長には澤田章仁・司法書士法人山田・澤田共同事務所代表司法書士、理事には池田倫子・弓削病院法人本部長らが就任した。
同会の活動内容は犯罪被害者などからの相談・付添いなどの支援事業、犯罪被害者などの相互交流を深める事業などを行う。
また、創立記念シンポジウムは１２月２３日にくまもと県民交流館パレア１０階で開催。時間は午後１時から同４時までで入場料は１千円。事前予約は不要。実際に性犯罪事件に遭い、その経験を踏まえ、実名で性犯罪被害者の交流を呼びかけるなど、犯罪被害者支援を考える活動や自助活動行っている小林美佳さんを講師に招き、講演やパネルディスカッションなどを実施する。 （堀）