トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

復興支援で福島県に県産ミカン5トンを出荷
 大嶌屋 4月11日のなみえ復興祭で配布

 野菜、果物などの農産品および県産馬刺し販売の椛蝗ク屋(宇城市松橋町古保山、大嶌法子社長)は4月7日、福島県への震災復興支援として県産ミカン5トンを同県相馬市の仮設住宅に出荷した。
 東日本大震災発生以降、被災者に熊本のミカンを届けたいと大嶌社長が発案し、2013年3月からかんきつ類やリンゴなどの旬のフルーツやジュースを支援物資として出荷し、支援活動を続けているもの。9回目の出荷で、今回は玉名、不知火、三角、天草などの21人の農家が協力。不知火みかん、河内晩柑、甘夏など旬のミカンを、協力農家が同社の選果場に搬入。農家やスタッフがミカンを3キロ入りのダンボールに詰め、合計1666箱を出荷した。4月11日に相馬市で開かれた「福島なみえ復興祭」でミカンを配布し、大嶌社長らも出席した。大嶌社長は支援活動が認められ、2013年度の「浪江町功労者表彰式」で、熊本県内では唯一功労表彰を受けた。
 大嶌社長は「ミカンを食べた福島の被災者の方から、うれしいお礼の手紙や手作りの品物をたくさんいただいた。熊本県民の方が震災を忘れず、東北を応援する気持ちを持ち続けてもらえるきっかけにもなれば」と話している。(宮田)
週刊経済:2015年4月28日発行 No.1822

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから