売上高は７・９％増の１５４億９８００万円
　ヤマックス　建築用セメント製品事業が好調

�潟с}ックス（熊本市中央区水前寺３丁目、茂森拓社長）の２０１５年３月期連結決算は、売上高が前期比７・９％増の１５４億９８００万円、経常利益が３２・４％増の４億１５００万円、当期純利益は１２４・７％増の４億８８００万円だった。
部門別に見ると、土木用セメント製品事業は九州地区が公共事業予算の執行前倒しのよる早期発注の動向に合わせた営業活動により予想通り推移、東北地方は復興需要の増加により好調に推移したが、５・５％減の１０４億２００万円。建築用セメント製品事業は住宅やマンションを中心に学校、病院、庁舎などゼネコンへの営業活動に加え、発注者および設計事務所へのＰＲ活動により関東、九州地区ともに好調に推移し６３・８％増の４６億９１００万円だった。また、不動産事業は消費税増税前の駆け込み需要の反動により１８・０％減の４億３００万円だった。　
２０１５年３月期は連結売上高が１６０億円、経常利益は４億５千万円、当期純利益は３億１千万円の増収減益を見込んでいる。（米村）