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木材の利用促進に向け県と協定締結・・・・アネシス

 不動産売買や住宅の建設などを手掛ける潟Aネシス(熊本市東区長嶺南8丁目、加藤龍也社長)は、熊本県と「きづくりつづく県産材活用促進協定」を締結した。8月10日、県が開いた「熊本県建築物木材利用促進協定締結式」に出席し、協定書に署名した。
 県内で同協定を締結するのは初めて。同社は自社商品に県産材の利用を促し、木材使用量に占める県産材の割合を2023年度から28年度までの5年間で約20%引き上げる目標を設定した。それに伴い、地域の木材関連事業者と連携し、施主などを対象に森林体験活動を実施。今後、木材利用の意義などをPRしていく。
 締結式に出席した佐藤圭俊アネシス会長は「地場の住宅メーカーとして県産材を積極的に活用すると共に、木材利用を通じた森林保全や環境教育に取り組むことで持続可能な地域社会の実現に尽力したい」と話した。
 建築物木材利用促進協定は、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」の成立に伴い、建築物への木材利用を促進するために創立された制度。同社のほか、(一社)県木材協会連合会(熊本市中央区神水1丁目、鍬本行廣会長)、県森林組合連合会(同市東区戸島2丁目、前川收会長)、(一社)KKN(益城町、久原英司会長)が県と協定を締結している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年10月30日発行 No.509

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