着工数は前年同月比４・６％減の１２８４戸・・・・６月県内新設住宅着工件数

　住宅金融支援機構九州支店（福岡市博多区博多駅前３丁目、竹本清志支店長）が調べた２０２３年６月の熊本県内新設住宅着工件数は、総数で前年同月比４・６％減の１２８４戸となり減少に転じた。
　内訳を個別にみると、持家は同２３・２％減の３４５戸で５カ月連続の減少、貸家は同１・４％減の４３０戸と減少に転じた。分譲住宅は同１０・２％増の５０７戸と増加に転じた。
　また、全国ベースでは総数が同４・８％減の７万１０１５戸と減少に転じた。内訳別では持家が同１２・４％減の２万３２５戸と１９カ月連続して減少。貸家は同０・６％減の３万１１２戸、分譲住宅は同２・９％減の２万８４戸で、ともに減少に転じた。
　さらに、九州管内は総数が同９・９％減の７６７８戸で３カ月連続の減少。内訳別では持家が同１１・０％減の２２０１戸となり５カ月連続の減少。貸家は同６・７％減の３２７０戸と減少に転じ、分譲住宅は同１３・５％減の２１５２戸で３カ月連続で減少した。熊本県は２３年６月分では全国平均、九州平均をともに上回った。