インバウンド増へＪＣＢ、台湾・玉山銀行と協業・・・・肥銀カード

　クレジットカード業の肥銀カード�梶i熊本市中央区上通町、神谷英文社長）は７月２４日から、�潟Wェーシービー（＝ＪＣＢ、東京都）および、親会社の肥後銀行と業務提携している台湾の玉山銀行と協業し、台湾から熊本に来訪する観光客向けの交流支援を始めた。
　９月からの熊本‐台湾の定期航空便就航やＴＳＭＣ進出などを背景に台湾からの来訪者増が見込まれる中、玉山銀行は台湾でも人気が高いというくまモンがデザインのＪＣＢカード「玉山 くまモンのＪＣＢカード」を発行。肥銀カードは熊本におけるＪＣＢカード契約先から、割引やグッズプレゼントなどの優待サービスを提供する加盟店を募り、同カードホルダーの招致・加盟店への送客支援を行う。優待サービスを提供する加盟店は同日時点で３７社・４３店舗。今後も順次拡大予定で、玉山銀行の特設サイトで紹介される。また、同カードの特典として、一定額以上利用した来熊者は「阿蘇くまもと空港モチーフのくまモンのＩＣカード」を肥銀カードの「くまモンのＩＣ ＣＡＲＤキャッシュレスプラザ」（上通）で受け取れる仕組みを設け、中心市街地の回遊性も促進するという。
　同日、台北市で玉山銀行主催のセレモニーが行われ、肥銀カードの神谷社長、玉山銀行の董事長、ＪＣＢの役員、くまモン、玉山ベア（玉山銀行のキャラクター）らが登壇した。
　玉山銀行は従業員数１万人以上、取扱高は約２兆円、支店数１３９で台湾国内３番目に数えられるという。