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7月の有効求人倍率は1・30倍・・・・熊本労働局

 熊本労働局が8月29日に発表した23年7月の県内有効求人倍率(季節調整値)は前月から0・03ポイント減少し、1・30倍だった。
 有効求人数(同)は前月比0・4%減の3万6824人。有効求職者数(同)は前月から1・8ポイント増加し、2万8319人だった。
 新規求人倍率(原数値)は前年同月比0・36ポイントを下回る2・11倍となり、5カ月連続で減少。新規求人数(同)は同12・1%減少し、1万1539人だった。そのうち一般フルタイム求人は同15・3%減の7461人、一般パートタイム求人は同5・6%減の4078人だった。新規求職申込件数(同)は前年から3・3%増加し、5481人。正社員の有効求人倍率(同)は前年同月比0・01ポイント上回る1・10倍だった。
 主要産業別に見ると卸売業・小売業と宿泊業・飲食サービス業が増加。新型コロナの5類感染症移行に伴い人流が増え、観光関係の小売業や宿泊業などで業務が増加。人手不足を改善するための求人が増えた。
 一方、建設業、製造業、運輸業・郵便業、医療・福祉、サービス(他に分類されないもの)は減少。特に製造業は、半導体の在庫調整による半導体関連企業の求人数減少が影響した。併せて、同分野に人材を供給する派遣会社の求人数も減少した。
 期間を設けず雇用されている労働者をあらわす常用求職者(パートを含む)は、在職者・離職者の様態別にみると在職者は前年同月比2・9%減の1247人、離職者は同9・7%増の3557人、無業者は同2・4%減の415人となった。また、離職者のうち事業主都合離職者は12・9%減の805人、自己都合離職者は同09・1%増の2569人、前職自営などは9・0%減の61人となった。新規常用求職者(パートを含む)全体では同5・4%増の5219人となった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年11月30日発行 No.510

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