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県内平均賃上げは1万2669円・・・・連合熊本

 連合熊本(熊本市中央区九品寺、友田孝行会長)は6月6日、2024年春季生活闘争の第3回目の回答集計結果を発表した。県内80の労働組合(組合員数2万6231人)が答えた。
 県全体の平均賃上げ額(定期昇給分を含む)は昨年5月公表分と比べて1775円プラスの1万2669円で、300人未満の中小労働組合では同比3662円プラスの1万970円となった。一方、組合員数300人以上の労働組合では同比1027円プラスの1万3202円となった。
 また賃上げ分が明確に分かる64組合(2万1785人)では、定期昇給分を除く賃上げ額は同比858円プラスの8002円だった。このうち組合員数300人未満の48組合(5278人)では同比2439円プラスの6619円、組合員数300人以上の16組合(1万6507人)では同比297円プラスの8444円だった。
 また全国4938組合(288万6335人)の定期昇給分を含む賃上げ額は同比4429円プラスの1万5236円で、賃上げ率は同比1・42ポイント増の5・08%だった。
 連合熊本は「全国的には2013年闘争以降、最も高い5・08%の賃上げとなり、賃上げの流れが続いている。県内でもベースアップ獲得が実現しており、今後は中小地場組合でも粘り強い交渉を行っていく」とまとめている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年9月30日発行 No.520

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