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長洲町の有明機械工場を増設
 日立造船梶@来年6月に操業開始

大阪市住之江区の日立造船梶i古川実社長)は、玉名郡長洲町の有明機械工場を増設する。総投資額は6億5千万円。近く着工し、来年6月に操業を始める。10月28日に熊本県および長洲町と立地協定を調印した。
船舶需要増に伴い、船舶用ディーゼル機関や使用済み核燃料の輸送・貯蔵容器を製造する工場を増設するもの。既存工場に隣接し、鉄骨造り、床面積2853uを増設する。なお、工場は日立造船が増設、生産運営は現地法人の日立造船ディーゼルアンドエンジニアリング梶i以下日立造船D&E、玉名郡長洲町有明、小池健夫社長)が行う。従業員は08年までに21人を増員する。出荷額は初年度が日立造船D&Eの04年度年商のおよそ15%増となる246億円、08年度には280億円を見込む。
日立造船有明機械工場長を兼務する小池日立造船D&E社長は「当工場は97年に大阪市の桜島工場機械部門の移転により重機械工場として操業、99年には現地法人の日立造船D&Eを立ち上げた。長洲町に根を下ろした企業として、地域とともに発展に努めたい」と話している。
日立造船D&Eは長洲町に立地する日立造船グループの中核会社で、99年10月に設立、資本金は4億9千万円、従業員は275人。05年3月期の売上高は213億7千万円。(佐藤奈)

週刊経済:2005年11月8日発行 No.1351

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